インナービジョンRSNA取材班

インナービジョンRSNA取材班ブログです。

今年もシカゴへ!

今年も会社か球場の記憶しかありません,と書こうとして,昨年のブログを見たらまったく同じことが書いてありました。
そんな1年でした。今年も行きますシカゴ,RSNA2019,編集部の水谷と申します。
今年の最大の話題(野球の)はなんといってもイチローさんの引退でしょう。
既定路線だったとはいえ,レジェンドオブレジェンドの退場はつらいものがありました。
日米通算で4367本のヒット打ったのは彼1人で,同時代に生きて目撃できたことに感謝しかありません。

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2019年3月22日東京ドーム,イチローさん最後の公式戦で。

そして次世代を担う新しい才能も(野球の)次々と出てきています。
過去にとらわれることなく,新しいスタイルで新たな伝説を作ってほしいところです。
それを見届けるのもまた楽しみです。

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2019年5月17日オセアンバファローズスタジアム舞洲 ウエスタンリーグでの根尾昂選手


もちろん,国内だけでなく世界を相手に勝負することも大切です。
世界での戦いといえば(野球の)11月に行われたWBSC Premier12では,日本代表が優勝しました。
ラグビーワールドカップに比べると草野球か?というようなステータスしかない大会でしたが,まあ優勝は優勝です。

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2019年11月17日東京ドーム プレミア12の日本代表優勝セレモニーの様子


と言うことで,いろいろと見届けてきました(野球を)。
さて。心を入れ替えてシカゴで新しい潮流を見届けてきます。
今年もよろしくお願いします。

(不穏当なタイトルで心配をおかけしました。スタッフ一同体調万全でシカゴに向かいます。生暖かく見届けていただけると幸いです)

※例年通り昨年の取材班のつぶやきをまとめました。開幕までの暇つぶしにどうぞ。
https://togetter.com/li/1436322

初参加です!!

今年もRSNAの季節がやってまいりました!

今回,初参加の編集部の庄子です。ベテランの先輩方に交じっての参加(およびブログ)で若干緊張しておりますが,どうぞよろしくお願いします。

さて,RSNAは初参加ですが,シカゴでの学会取材は4〜5回目になります(以前は,医薬品の広告や編集関係の仕事をしていました)。会場も同じくマコーミックプレイス。なので,準備は万端!(とりあえず取材以外は)と言いたいところですが,実はこれまでのシカゴ取材はすべて6月。冬のシカゴは初めてなのです。初夏のシカゴはポプラの綿毛が舞う大変良い気候でしたが,冬のシカゴは非常に寒く,時にはオヘア空港が吹雪で閉鎖されるとか……。何を準備すればよいのか,不安が募ります。

というわけで,買ってみました。

 

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地球の歩き方 シカゴ編」。シカゴ編を買うのは初めてです。マコーミックプレイスも載っているんですね。

 そしてお天気はというと……いきなり「冬の服装は最大限の防寒対策を」と。そして「風が強いので体感温度は気温より低くなる」など。色々聞いてはいましたが,改めて恐ろしくなってきました。無事に(行って)帰って来れるのか。とりあえず,追加の防寒用具を調達してきます!

 

見えにくいものを見やすくするのが, インナビネットRSNAスペシャルの使命

三橋です。RSNA2018の取材をすべて終え,無事に帰国することができました。インナビネットRSNA2018スペシャルをご覧になっていただいた皆様,取材にご協力をいただいた皆様に深謝申し上げます。

私にとって14回目,取材速報が始まって12年目のRSNAでしたが,振り返ってみると,放射線医学を取り巻く環境の変化,技術の進歩の速さ,大胆さに驚くばかりです。Technical Exhibitに目を向けても,2005年に2管球CT,2006年に面検出器CTが登場し大きな話題を呼びましたが,近年はビッグデータやIoT,そしてAIへと,トレンドが大きくシフトしました。

このダイナミックなパラダイムシフトは,日本にいるとなかなか見えないかもしれません。そんな見えにくいものを見やすくするのが,インナビネットRSNAスペシャルの使命だと,僭越ながら,ちょっぴり思ったりする帰国後1日目の朝です。

これからもハズキルーペのように,ブルーライトはカットできないものの見やすい情報を提供していきたいと思います。そして,「インナビネット,だ〜い好きっ!」と菊川怜さんばりに皆様に言っていただければ望外の喜びです。

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RSNA,だ〜い好きっ!

 

ハードからデータへ?

インナービジョンの水谷です。オヘアのCターミナルの片隅で書いてます。

昨日の最後の晩餐からたった6時間。4時起き、5時半集合で取材班は帰国の途につきます。

その間にパッキングも、もちろん睡眠もしなくちゃいけないのに田村先輩からブログを書けと言われました。終業5分前に「これ明日までにやっといて」って言われるようなものですよ。パワハラです。

とにかく今年のRSNAは例年以上に余裕がありませんでした。おそらくこの取材だけでなく、ずっーと追いかけられてる感覚があったからだと思います。とにかく無事にここまで(帰りの空港)までたどり着けて良かったです。ご協力いただいた皆さんに感謝します。

さて、今年は何回か、人が少ないですね、という会話を会場でしました。実際の来場者数が出るのはこれからですが、通路やブースの混雑具合、また各国から集まるメディアが立ち寄るプレスルームも余裕を感じました。一方でAI関連の企業を中心に出展社数は増えています。

感覚でしかありませんが、求められものがますますハードからデータへと変わっているのかもしれません(今さらですが)。データが主になれば、物理的に1カ所に集まって展示する意味はありません。メーカーさんも大変やなあと、他人事のようにいうこともできますが、同時にわれわれメディアの立ち位置も問われていると言えるでしょう。来年はインナビネットVTuberがお伝えしているかもしれません(中身はおっさんでも)。

時間が来ました。どうかまた来年シカゴでお会いできますように。

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2年ぶり2回目の出展となったデジタル・コア。ONISがFDAの510kをクリアして世界展開を進めていくとのこと。

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中華CT。回転しない固定検出器による走査を行うようです。

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われわれと1文字違いで親しみ深い、やはり中華のAI企業。1年でブースが大きくなっていて勢いを感じます。

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グランドコンコースの案内掲示にはシカゴの名所を合わせて紹介してました。

 

シカゴちょこっと街歩き

田村です。シカゴは11月29日木曜の夜です。RSNA2018が閉幕しました。

そろそろ参加回数を数えるのをやめるほど来させていただいているのですが,なぜでしょうか,RSNA 取材は慣れて楽になるということはなさそうです。すべての記事をアップする瞬間まで,「終わらないんじゃないか」という思いにとらわれつづけるのです。(呪い?)

でも!今回もちゃんと仕事に終わりはありました。Exhibitsも14時で終了。ご協力いただいたみなさま,インナビネットにアクセスいただいたみなさま,本当にありがとうございました!

お仕事終了後はささやかな自由時間です。ランチは取材班3名でチャイナタウンへ。目に付いたお店に入りましたが、美味しくいただきました。

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青菜とシーフードの炒め物はやさしい塩味でほっとするおいしさ。

ランチ後はいつものように別行動。私はチャイナタウンから少し歩いて,グリーンラインに乗り

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Cermak-McCormick Place駅。マコーミックプレイスとチャイナタウンの中間あたり。

行ってみたかったスーパーマーケットへ。

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Trader Joe's

日本食材もありそう的なことをネットで見つけたので,滞在中の食べ物はここで…と目をつけていたのですが。結局最終日にしか来られませんし,日本食材はありませんでした。
ですが,オーガニックスーパーらしくプライベートブランドの商品も豊富。お土産に喜ばれそうなかわいいパッケージのお菓子もたくさんあります。生鮮食品も多く,見るだけで楽しい。

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芽キャベツってこうやってなるんだ!たしかひと茎4ドルくらい。

その後,夕食の集合時間までは,初めてのシカゴ以来のシカゴ美術館に(近くなので)行ってきました。

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クリスマス仕様のライオン

ちょうど浮世絵の企画展もやっていたのですが,浮世絵って英語にするとなんだかカッコいい。

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Painting the Floating World

さて,ここで問題です。どちらが本物の「グランド・ジャット島の日曜日の午後」でしょうか。

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よく見ればわかりますが,正解は1枚目。2枚目は秋に行ってきた大塚国際美術館の陶板へのコピーです。陶板は作れる最大サイズがあるので,それよりも大きい作品の場合は陶板の合わせ目に線が入ってしまいます。大塚国際美術館徳島県鳴門市)は,世界の名画の原寸大コピーがたくさんある美術館です。こう言うとたいてい「ニセモノでしょ」と言われますが,だまされたと思ってぜひ一度行ってみることをオススメします!
そういえば,シカゴ美術館は今月から著作権切れの作品について画像のWeb無料公開を始めたようですね。その数,5万点以上。すごい。
夜を迎えて取材班は最後の晩餐へ。お店を探す気力がなく,昨年と同じところで互いの労をねぎらいました。
それでは,明朝の飛行機が早いのでそろそろおやすみなさい。

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クリスマスなマグニフィセントマイル

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今年も牛角シカゴ店

 

ありのままの自分ができることを, RSNAでもしっかりやりたいと思います。

三橋です。
5日間にわたるRSNA2018の取材も,無事4日目まで終えることができました。
ここまでインナビネットRSNA2018スペシャルをご覧いただき,心からお礼申し上げます。

今日までの4日間は,1日1回は目の回すような慌ただしさで,すでにクルクルと4回転しているような気がします。

そして,サウスビルディングからレイクサイドセンターを何度も何度も何度も,薄氷の上を歩くように,いや目を回しながらトリプルアクセルを飛んでいるような感じで,行き来しています。

ですから,ブログで面白いことを書けと言われてもとても難しいのです。

こんな時は,フィギュアスケート羽生結弦選手が言った「僕は僕。羽生結弦以上でも,以下でもない。ありのままの自分ができることを,五輪でもしっかりやりたい」にならって,残り1日,ありのままの自分ができることを,RSNAでもしっかりやりたいと思います。

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ケガをしないように注意します!

 

雪のシカゴから。

インナービジョンの水谷です。
さて,原稿書きも宴たけなわとなってブログのネタに困るRSNA3日目がやって参りました。

はっきりいって今年のRSNAは人が少ない気がします。
初日は感謝祭バッティングとの観測もありましたが,3日目になっても会場もニュースルームも例年ほどの人出はありません。会場も周囲にミーティングルームが増え,それでもまだずいぶんアキができています。

そんな会場のスペースを埋めるためか,サウスホールにフードコート的なスペースが登場していました。

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ここら辺。

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外から見るとこんな感じ。

入り口でチケットを買って,あとは好きなお店(といっても5つぐらいしかありませんが)で食事をもらいます。

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ドリンク付きで18.40ドル。日本の感覚だと高いとしか思えません。

サラダボウル的なのとか,ソーセージとトマトソース的なのとか,アメリカンなテイストばかりだったのでアジアっぽいここをチョイス。

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「ASIAN STATION」だそうです。

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見た目からして得体が知れないのですが…(豆腐かポークが選べました)

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麺が入ってました。もちもちといえば聞こえはいいですが,食感はねっちゃりした感じ…

アメリカンを嫌がってアジアに寄せて失敗をするというアメリカ食事情あるあるにはまった感がありました。